なしき歯科医院

【医院コラム】
部分入れ歯からインプラントへ

右上の奥歯2本と前歯4本を失ってしまった、70歳代男性のKさんがなしき歯科医院へ来院されました。「長年使っている部分入れ歯が、食事の時にしっかり噛めなくて気持ちが沈みます。インプラントなら思いっきり食事が楽しめるのかなと思って、お話を聞きたいのですが…」とのこと。

レントゲンを撮り、お口の中の状態を精査したところ、幸いにもKさんは骨の厚みが十分にあり、インプラント治療できることがわかりました。インプラントについて、治療内容や期間、費用も含めて詳しくお話ししたところ、Kさんはインプラント治療を受けることを決められました。

従前のインプラント治療は、CTやレントゲンを参考に、術者(歯科医師)がオペの時に埋入位置を決める、いわばアナログな方法で行われていました。もちろん現在もこの方法で行っている医院もありますが、治療結果が術者の勘と経験頼みになってしまう面がありました。

もちろん歯科医師の勘と経験も大切ですが、それに加えて当院では、『3DナビゲーションシステムXGuide』を活用して、正確かつ安全にインプラントのオペを行う体制を整えています。一つとして同じ症例はありませんので、毎回、術前に入念な準備とシミュレーションをしてオペに臨んでいます。

Kさんは、雪が降らない時期は大きなバイクで通院されることもある、とてもアクティブな方です。入れ歯で思うように食事ができないのを「こんなもんか」と諦めてしまわずに、一歩踏み出されたことが素晴らしいと強く思いました。

インプラント 症例

人生100年の時代です。「入れ歯のせいでおいしくごはんが食べられない」という方には、自分の歯のように食事ができるようになる『インプラント』という選択肢があります。「食べる」という楽しみを思いっきり味わって、お口元に自信が持てたり、旅行や外食など、人生を楽しむお手伝いができることが私たちの幸せです。「ちょっと話を聞いてみる」というだけでも構いません。どうぞお気軽にご質問、ご相談、お待ちしています!

(なしき歯科医院新聞 2025年4月号より)


callTEL
calendar_monthネット予約
mailメール相談