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「きれい」と「よく噛める」が両立できる歯の治療
「歯ぐきが腫れて血が出るのを治してほしい。歯もきれいにしたいです」と、60代の女性・Kさんが 来院されました。お口の中を診てみると、ほとんどの歯に治療の跡があり、かぶせ物の内部で虫歯が再発していました。磨きにくい箇所にはプラーク(歯垢)が多く付着していました。さらにレントゲン検査を行ったところ、重度の歯周病が進行しており、残すことが難しい歯が上顎に2本、下顎に1本あることがわかりました。
この3本の歯は、残念ながら抜歯が必要となりますが、それ以外の歯については、徹底した歯周病治療を行うことで、これからも長く残せるようにしていくこと。また、かぶせ物の内部で再発している虫歯についても、根管治療を含め、しっかりと治療していくことをお伝えしました。
さらに、Kさんが「しっかり食事ができるようになりたい」「見た目もきれいにしたい」とご希望されていたため、治療後の状態を見据えた提案もさせていただきました。
上顎については、再度かぶせ物で対応するのが難しいため、残っている歯を活用し、マグネット式の総入れ歯を使用する方法をご提案しました。
下顎については、歯がない部分に4本のインプラントを埋入し、しっかり噛めるようにしたうえで、残っている歯を1本ずつ丁寧に根管治療していく計画です。
Kさんは「この治療方針でお願いします」とおっしゃってくださいました。現在は下顎の治療を進めているところですが、上顎のマグネット式総入れ歯と下顎のインプラント治療が完了する頃には、口元が見違えるほどきれいになり、表情も明るく、積極的なご様子に変わってきたと感じています。
人生100年時代。いつまでもおいしく何でも食べられ、楽しく前向きな生活を送ることが、健康で長生きするための大切な要素だと思います。歯周病が進行してどうしていいかわからない方、以前治療したかぶせ物をきれいにやり直したい方、入れ歯がしっくりこない方、歯を抜いたままにしている方など、お口のことでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください!
(なしき歯科医院新聞 2025年8月号より)