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糖尿病の予防と改善に歯周病治療
◆あなたは大丈夫ですか?糖尿病
日本人の成人の約5人に1人が糖尿病&糖尿病予備軍と言われています。進行すると透析が必要になって、一度透析を受け始めたら、4時間かかる透析を週3回、一緒の間、受け続けることになるそうです。糖尿病になると、
- のどが渇く
- トイレの回数が増える
- 手足が痛む、しびれる
- 目のかすみ
- 物が歪んで見える
- 視力低下
- 飛蚊症
- むくみ
- 疲れやすい
- 食欲が落ちる
- 痩せてくる
などの症状が出てきます。思い当たるものがあればご注意ください!
◆糖尿病を改善、予防するには
糖尿病になると、「インスリン」や「血糖値」をコントロールするために、糖質制限の食事、適度な運動、ストレスのない生活、タバコやお酒の制限、質の良い睡眠などが推奨されます。これに加えて『歯周病の治療』も糖尿病の改善、予防になること、ご存知ですか?
◆糖尿病の盲点、『歯周病』!
まだあまり知られていませんが、歯周病は糖尿病の合併症の一つです。糖尿病の人は歯周病になりやすく、歯周病になると糖尿病が悪化しやすい、という負の連鎖が起きることが分かっています。反対に、歯周病を治すと糖尿病の数値が改善することも最近明らかになりました。糖尿病を治すのは難しいですが、歯周病は基本的に、お口の中の歯周病菌を除去することで治ります。負の連鎖を断ち切るには歯周病治療から!です。
◆歯周病治療、どんなことをするの?
歯周病は、「歯周病菌」と呼ばれる細菌が、お口の中で繁殖することによって起きる病気です。症状としては、歯ぐきから血が出る・歯ぐきが腫れる・歯がグラグラする・歯が抜ける・疲れた時や体力が落ちたときに歯ぐきがムズムズする…など。痛みがないので、見落としている方も多いです。
歯科医院では、細菌が繁殖しやすい歯垢や歯石を取り除く治療をします。歯ぐきの下に歯石がついていることもあるので(縁下歯石と言います)、専用の器具を使って慎重に取り除きます。3~4ヶ月で歯石がつく方が多いので、3~4ヶ月に1回、歯のクリーニングにお越しいただくのが最適です。糖尿病が気になる方もそうでない方も、お口の中の悪い細菌は少ない方が健康的!歯周病治療は保険がききますので、お気軽に診察にお越しください。
(なしき歯科医院新聞 2021年6月号より)